
ドバイではドーナツが大人気
世界中で親しまれているスイーツの代表格といえば、ドーナツ。その人気は、中東・ドバイでも変わりません。
ドバイを代表する大型ショッピングモール「ドバイモール」を歩いていると、ドーナツを販売しているお店の多さに驚かされます。
クリスピー・クリーム・ドーナツやダンキンといった専門店はもちろん、スターバックスにもさまざまな種類のドーナツが並んでいます。さらにベーカリーやイタリアンのお店、スーパーマーケットなどでもドーナツを見かけることが多く、ドバイの人々にとって身近なスイーツであることがうかがえます。
ドバイのドーナツはとにかく甘い?
では、その味は日本のドーナツと同じなのでしょうか。
実際に食べてみると、まず驚くのがその「甘さ」です。
一口食べると、砂糖の強い甘さが口いっぱいに広がり、日本人の感覚からすると、思わず「甘い!」と言ってしまうほど。日本で一般的に販売されているドーナツとは、甘さの感覚にかなり違いがあります。
海外を訪れると、こうしたちょっとした食文化の違いに気付かされることがあります。何が「おいしい」と感じられるかも、国や地域によって大きく異なるものです。
中東でも「甘さ控えめ」への関心が
一方、最近の中東では食に対する意識にも変化が見られます。
UAEだけでなく、サウジアラビアやクウェートなどでも健康的な食生活への関心が高まり、それに伴って、従来の非常に甘いスイーツだけではなく、甘さを控えた商品を求める人も増えてきているようです。
そこで興味深いのが、日本の食文化との相性です。
日本のスイーツには、素材そのものの味を活かしたものや、甘さを比較的控えめにしたものも多くあります。こうした日本的な味覚は、健康志向や食の選択肢が広がる中東市場において、一つの可能性を持っているのではないでしょうか。
日本の「食文化」を中東へ
中東で注目されている日本のものは、アニメや漫画だけではありません。日本食をはじめ、日本ならではの食文化に関心を持つ人も増えています。
海外進出というと、大規模な製品やサービスをイメージしがちですが、現地で日常的に消費される「食」にもさまざまな可能性があります。
ドーナツのような世界共通のスイーツであっても、現地の嗜好や生活スタイルが変われば、求められる商品も変化していきます。
日本で当たり前に親しまれている「甘さ控えめ」という感覚も、中東では新しい価値として受け入れられる可能性があります。
現地の文化や嗜好を知り、その変化を捉えることは、中東市場への進出を考えるうえでも重要なポイントです。
弊社では、中東市場での市場調査や販路開拓、現地進出に関する支援を行っています。


